クラウド会計ソフトを導入しても税理士は必要!連携することが大切な理由

公開日:2022/06/15  最終更新日:2022/07/01


「クラウド会計は便利ってよく聞くけど、導入するメリットがよくわからない」「クラウド会計を導入すれば税理士はいなくても大丈夫なのだろうか」と迷っている事業主の方も多いのではないでしょうか。本記事では、クラウド会計のメリットとデメリットをわかりやすく解説いたします。また、税理士を雇うことのメリットについてもお伝えします。

クラウド会計を導入することのメリット

クラウド会計ソフトとは、会計業務を効率的に行なってくれるソフトのことです。クラウド会計ソフトを使うことで、自分で表計算ソフトなどを使用して簿記・申告書作成をおこなうよりも、会計業務を効率化し、作業時間を短縮することができます。それでは、クラウド会計ソフトを導入する具体的なメリットを6つ、お伝えします。

インターネット上で利用するクラウド会計ソフトですが、導入することで、

「記帳の手間を大幅に削減できる」
「法改正への対応が簡単」
「いつでもどこでも記帳・確認ができる」
「会計データをなくす可能性が低い」
「経理の知識がなくても使いやすい」
「決算書・確定申告書の作成も簡単で手間がかからない」

といったメリットを活用することができます。クラウド会計ソフトが現れる以前は、個人で会計をおこなうことは至難のわざでしたが、現在では、クラウド会計ソフトで確定申告などをおこなう事業主の方も増えてきています。

税理士がいることのメリット

クラウド会計ソフトを使う場合でも使わない場合でも、税理士を雇うことには多くのメリットがあります。以下で、具体的なメリット・デメリットについてお伝えします。注意点として、税理士にお願いするメリット・デメリットはご自身の目的、業種や効率などによって少しずつ異なってきます。この記事では、一般的なメリット・デメリットを紹介いたします。一般に、税理士を雇うことで以下の3つのメリットを得ることができます。

まず1つ目は「正しい納税ができ、安心感を得ることができる」というものです。税金計算のプロに任せるため、税金で損をしなくてすむという安心感があります。

2つ目のメリットは「めんどうな会計業務を代行してくれる」というものです。コストはかかりますが、簿記や申告書作成にかかる時間を減らすことができます。

最後にお伝えするメリットは「困った時に頼ることができる」というものです。税務調査や今後の税金上の判断など、困った場合の相談相手になってくれます。経理、会計、確定申告など、専門家でなければわからないことも多くあります。そういった疑問や心配に直面したときに、税理士の方がいれば心強いでしょう。メリットをまとめると、簿記・申告書作成に対する勉強時間、業務時間を少なくできると共に、税金に対する不安を軽減できること、といえます。

クラウド会計ソフトでできること・できないことは?

それではここからは、クラウド型会計ソフトで「できること」と「できないこと」を説明していきます。

クラウド型会計ソフトでできること

ある程度の簿記の知識とソフトに慣れる必要がありますが、クラウド型会計ソフトでは簿記・申告書作成、さらに年末調整まで行うことができ、作業効率をアップさせることができます。また、表計算ソフトなどを使うよりもクラウド型会計ソフトを使う方が入力・集計の手間が軽減されます。

さらに、クラウド型会計ソフトの中には、ネットバンキングやネット上のクレジットカード明細と連携する機能があるものが多く、データを取り込んで自動仕訳をすることが可能です。自動仕訳機能を使えば、入力作業は大幅に減少します。ただし、自動仕訳機能を使う前提として、ネットバンキングの準備や勘定科目(それぞれの経費の振り分けなど)を整理しておくことが必要です。

クラウド型会計ソフトでできないこと

クラウド会計ソフトを使用していても、すべての作業をネット経由でおこなうことができるわけではありません。具体的な納税義務の判断や、各届出が必要かどうかなどの判断は、自分でおこなうことになります。その際には、自分の状況や所得など、さまざまなことを調べる必要があります。

クラウド型会計ソフトでは「経営判断」や「税金の判断」などの判断をソフトが代わりに判断することはできません。しかし、クラウド型会計ソフトでは売上レポートや試算表などを簡単に作ることができ、経営判断に役立つ機能が付いています。レポートなどで財務状況などを見やすく比較することはできますが、最終的には自分で調べ、勉強した上で判断することになります。

 

ここまで「クラウド会計ソフト」について「クラウド会計を導入することのメリット」「税理士がいることのメリット」「クラウド会計ソフトでできること・できないことは?」といった観点から解説させていただきました。近年個人で事業をおこなう方も増え、クラウド会計ソフトの需要は高まっています。「クラウド会計でできること・できないこと」をしっかり踏まえた上でソフトを活用することをおすすめいたします。

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