税理士に仕事を依頼する際にかかる費用はどれくらい?

公開日:2022/11/15  最終更新日:2022/10/05


確かな税務処理を遂行するためには、税務処理のプロフェッショナルである税理士の力は欠かせません。しかし、会社経営の観点で見れば、税理士への仕事以来の費用はどのぐらいの負担となるか気になるものです。そこで今回は、税理士に仕事を依頼する際にかかる費用について解説します。ぜひ参考にしてください。

税理士に仕事を依頼する際にかかる費用相場

個人事業主であっても安全な確定申告や助成金に関するアドバイスを受けるためには、税理士を依頼することが大切です。もちろん、法人の場合には企業経営の右腕として税理士の存在は不可欠でもあります。では、税理士に実際に仕事を依頼する場合には、一体どのぐらいの費用相場なのでしょうか。

個人事業主として税理士に依頼する場合

個人事業主として税理士に確定申告を依頼する場合、年商の金額によって業務の難易度が異なるため、ひとつの目安とされています。個人事業主が集中している年商500万以下の場合には、確定申告部分だけを依頼することが一般的です。この場合には、料金も割安に設定されており、10万以下の範囲で業務を行ってくれることが多いでしょう。

一方で、顧問契約やアドバイザー契約を行う場合には、確定申告にプラスする形で訪問料や相談料は加算されます。訪問に関する料金の目安としては数万の範囲内で、月単位で請求が行われることが一般的です。年商が大きくなればなるほど、税理士の業務負担は大きくなる傾向があるので、訪問に関する費用や確定申告に関する費用も大きく異なります。税理士個人の事務所か、税理士法人の事務所か、業務の規模や士業本人によっても違うでしょう。

法人として税理士に依頼する場合

法人の年商の壁は個人事業主とは異なり、1,000万円です。1,000万円未満の企業の場合は決算申告のみの依頼もおすすめ。その場合は10万以上が相場として知られています。定期的に相談を行う場合には、1万ほどが請求されています。年商が上がると料金が上がるのは個人事業主と同じです。

目安として、年商が1,000万円をこえて3,000万円未満の場合は決算料が15万円以上、訪問回数に寄りますが相談に関しては月ベースで2万円前後がひとつの目安となるでしょう。ただし、こちらも税理士や税理士法人によって価格設定に開きがあります。

税理士報酬の考え方

税理士に大切な会社の会計業務や税務処理を依頼したい、そう思っても報酬がどのように計算されているのか依頼をする前はわからないものです。ここからは税理士の報酬に関して解説します。税理士はその昔は法律で報酬に関する細やかな規定があり、全国でフラットな料金体系がありました。

しかし、法改正が行われたことや競争市場の原理に基づき、現在は税理士や税理士法人によって報酬に関する考え方や費用には開きがあります。クラウド上の簡単な会計業務の場合は面談のコストや書類の郵送コストなども減らせるため、割安の報酬設定にしている税理士もありますが、年商が大きかったり事業継承の視点も踏まえて顧問契約をしたりする場合には、金額も高額となる場合があるでしょう。

現在、報酬には一定の目安はあるものの、求める業務内容や今後の経営改革に応じて税理士報酬には相当の格差があります。報酬が気になる場合にはじっくりと色んな税理士と相談し、自社にマッチングする報酬の相場を確認してみるとよいでしょう。個人事業主の方は確定申告部分のみを依頼するケースも多いですが、税理士のアドバイスを受けることで助成金や補助金の取得に関するアドバイスをもらえるなど、経営が上向くきっかけを掴めるケースもあります。税理士の報酬にはこうした緻密なアドバイスも含まれている場合があるので、しっかりと見極めてください。

税理士費用を安く抑えるコツ

税理士へ依頼をしたいけど、できる限り費用を安く抑えたいと考えるのは企業経営や個人事業主としての本音でしょう。では、安く抑えるコツはあるのでしょうか。以下4つのポイントをご紹介します。

見積もりを比較する

税理士にもいくつかタイプがあり、近所ですぐに相談に応じてくれる老舗の税理士もあれば、クラウド管理で遠隔地からでも依頼ができる税理士もいます。どちらにも魅力がありますが、費用内容には差異があるものです。自社経営にはどういったタイプの税理士が望ましいのか、まずはゆっくりと検討をした上で、複数の税理士に打診してみましょう。見積もりを灌漑している税理士ばかりですので、ゆっくりと見積もりを比較することがおすすめです。

追加料金・加算料金を聞き取る

税理士の費用相場には一定の目安はあるものの、文中で解説のとおり依頼者側の経営規模などに応じて税理士報酬には開きがあります。また、業務途中で追加料金が発生する場合にはどんな目安を採用しているのか、加算料金の発生ポイントはいつなのかなど、費用に関する部分は徹底して細かく聞き取るようにしましょう。

まとめ

今回は税理士に仕事を依頼する際の費用について、目安や安く抑えるコツを通して詳しく解説しました。税理士の費用に関してはまだまだ広く知られていないところですが、この記事を参考にぜひ優良な税理士選びを行ってください。税理士は経営を手厚くサポートしてくれる大切なパートナーです。しっかり比較した上で、自分に合った税理士に依頼しましょう。

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