経理にかかる費用を安く抑える方法とは?失敗しない税理士の見分け方も紹介

公開日:2022/08/15  最終更新日:2022/07/01


税理士に月々の仕訳や帳簿作成、確定申告などの経理業務を依頼する場合、どのくらいの費用がかかるものなのでしょうか。また、クラウド型会計ソフトを導入する場合と比べて、コストはどのくらい異なるのでしょう。本記事では、それぞれのコストや信頼できる税理士を探すためのポイントなどを解説いたします。

費用相場において最も安いのはクラウド型会計ソフト

まず、税理士・インストール型会計ソフト・クラウド型会計ソフトの料金比較をしてみましょう。税理士にお願いした場合のコストは、おおよそ年間 270,000円~(顧問報酬月額15,000円~、決算料90,000円~)が一般的です。インストール型会計ソフトでは、レンタルの場合、月額13,000円~、購入の場合、20,000円~ほどが相場とされています。

最後に「クラウド型会計ソフト」の場合ですが、大企業向けのもので800,000円~、中小企業向けのもので1,800円ほどから利用することができます。インストール型会計ソフトのレンタルについても、税理士の料金と同様に、月額料金は税理士独自の報酬規程に基づいていますので、一般的な最低金額を記載しています。

これらを見るとわかるように、それぞれを比較するとクラウド型会計ソフトがもっとも安いということができます。

経理にかかる費用を少しでも安く抑えるための方法

ここでは、仕訳から確定申告書作成までの費用を、少しでも安くする方法を説明していきます。なお、ここでの費用は、税理士に依頼することでかかる費用と会計ソフトの費用の両方を意味します。まずは注意点として、以下に紹介するどの方法でも、簿記と税金の知識が多少は必要になることを覚えておきましょう。

まず、ご紹介するのは、税理士に頼むのは一部だけにするという方法です。これは、仕訳については表計算ソフトや会計ソフトを利用し、決算と確定申告は税理士に依頼する方法です。冒頭でも述べましたが、仕訳から確定申告書作成までの全てを税理士に頼んだ場合は、270,000円前後がかかってしまいます。しかし、仕訳のみを自分で行うことによって、税理士にかかる費用を90,000円前後まで抑えることができます。90,000円前後というのは、税理士に決算と確定申告書作成だけを頼んだ場合の費用です。

ただし、確定申告だけ税理士に依頼するとはいえ、税理士は税務申告書に署名する以上、会計処理の全てに対して責任を負うことになります。そうなれば当然、1つ1つの仕訳を確認する作業を行わなければならないため、単純に決算料だけとはいかず、追加の費用を請求される場合があります。

次に紹介する方法は、クラウド型会計ソフトを利用するというものです。クラウド型会計ソフトを利用して、なるべく自分で、仕訳から確定申告書作成までをおこなう方法です。簿記や税金の知識が多少は必要となりますが、特別な業種でない限りはクラウド型会計ソフトでほぼ対応でき、税理士にかかる費用をゼロにすることが可能です。

また、仕訳はクラウド型会計ソフトを利用し、決算と確定申告書作成だけを税理士に依頼するなどして、費用を抑える方法も考えられます。クラウド型の会計ソフトは日々の記帳はもちろんのこと、会計データから連動して作成する「決算報告書」の出力機能や、法人税申告書や消費税申告書の作成など、税務申告全般まで幅広くカバーしているものがほとんどです。税法に対する知識を持っている方がガイダンスに従って作業していけば、税理士に頼ることなく会計ソフトを使って税務申告まで完了することができます。常に最新の税法に対応しているというクラウド型会計最大のメリットがそれを可能としているのです。

信頼できる税理士を探す方法と選び方のポイント

ここでは、信頼できる税理士を探す方法と、その見分け方についてお伝えいたします。税理士を探すには、地元で評判の良い税理士事務所に直接問い合わせる以外に、事業所周辺にエリアを絞り、インターネット検索をかける方法があります。明確な料金体系を提示しているかどうか、顧問をお願いした場合にどの程度のアドバイスをもらえるのか、確認するところからはじめてみましょう。

過去の実績なども見て、自社が属するビジネス業界に強い税理士事務所かどうか、判断する方法もあります。 基本契約料は比較的安価であっても、細かくオプションメニューが設定されていて、結果として月々の税理士費用が予想外の高額になってしまうケースがあります。

事前に、何をどの程度まで税理士に依頼したいのか、自身ではっきりと線引きしたうえで、税理士事務所が提示するそれぞれの金額と内容を比較することが重要となります。 できるだけ税理士費用を抑えたいのであれば、決算と確定申告のみを依頼できる事務所に絞って探すのもおすすめです。

 

ここまで「経理にかかる費用を安く抑える方法とは?」というテーマで「費用相場において最も安いのはクラウド型会計ソフト」「経理にかかる費用を少しでも安く抑えるための方法」「信頼できる税理士を探す方法と選び方のポイント」についてお伝えいたしました。経理にかかる費用や確定申告にかかるコストはできるだけ抑えたいもの。本記事の情報があなたのコスト削減のお役に立てば幸いです。

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